2012年11月20日火曜日

char din[38]

みんな東京駅行った?立派な駅舎完成しててびっくりしたね。見ろこれぞ日本の首都駅だ!
レンガ造りってかっこいいよね、ようやくコンクリ打ちっぱなしに飽きてくれた様子で。ただすべての駅があの程度の格調持ってて普通じゃないのか!つくばエクスプレスは猛省するべき。

東京駅に最も近い美術館…は東京ステーションギャラリーだけど2番めは三菱一号館美術館かな?こっちもすっごくいい建物で、4回めの訪館ですがイチオシの美術館です。
今回はシャルダン展でした。シャルダンは18世紀のフランスの画家。聞いたことある気もするけどあんま知らねー。コピーが良かったから釣られてしまった。「シャルダン展-静寂の巨匠 優しい沈黙に、つつまれる。」
イタい気もするけど美術ファンとしてはこのコピーなんか伝わるんですよね。うるさい絵?の美術展多いっていうか…。


さて18世紀フランスといえばロココです。僕の中ではヴァトーよりも完全にラトゥール(モーリス)とかフラゴナールのイメージ。派手さMAX姫スイーツ感盛り盛りエロ全開みたいなイメージ。
それと同時代に鍋とか描いてたんだからなんかかっこいいわ。

こんなんが流行ってた時代に
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鍋の絵(出展作品)
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子供にはわからないんじゃないかなと思う。


かと言って静物ばっかり追求してたわけじゃなく風俗画なんかも描いてました。とは言えこっちも実に大人。

女性がこんなかっこしてた時代が
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こうなる(出展作品)
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まあよく見ると同じような服着てると言えなくもない。



そして最終的にシャルダンは静物画に戻ってきます。この展覧会でいう第四部からなんだけど、これが最っ高に良い!シャルダンは日常に潜む美を人類史で最も最初に発見し、描き残した人に他ならない!

「今あなた方がこれらを見て美しいと思えるとしたら、シャルダンがそれを見て美しいと思い、描いたら美しいと考えたからだ」とプルースト言葉だそうですが
今でこそプロダクトデザインなんて考え方が膾炙してるけど、当時において素朴な生活の麗しさに気づいて絵画にできたのはほんとに凄い。展覧会でも指摘されてたけどセザンヌなんて完全にシャルダンの影響下でしょう。根拠は「絵が似てる」

シャルダン「銀のゴブレットとりんご」
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セザンヌ「オレンジとりんご」(このリンゴは世界を変えた)
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もう一つ驚くのは初期から晩年にかけて画風の変化が少ないこと。土壁ブラウンな背景の静物画表現を初期から晩年まで描き続け、20代から60代まで殆ど変化無いと言っていい。かと言ってひたすら完成度を上げまくるという感じでもなく、初期の頃の不安定な感じが取り込まれるような形で完成に至っていたことには執念を感じます。

「すももの籠」
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目玉は木苺だったようですが一番好きだったのはすもも。左下のベリーの光沢と水の入ったカップがすごく綺麗でした。



シャルダン展は年明け6日まで。展示38点で大人1500円とコスパは超最悪だけど大人な皆さんにはおすすめ。ミューぽんで100円引き。
ところで今回驚いたのは三菱一号館の収蔵作品が展示されてたこと。収蔵作品あったんだー。って感じなんだけど、なんとミレー、セザンヌ、マルケ、そしてなんと2メートル越えのルドン!そういえば行けなかったけどルドンの展覧会もやってたね…。なんで常設展示してくれないのさ!!


2012年9月4日火曜日

( ゚д゚ )彡

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大物が来ました。


正直西洋絵画ファンなんて日本人がやるもんじゃないですよね。日本の美術館は海外の美術館の比較になりはしませんよ。チケットも高い!どうせなら仏像とか神社仏閣ファンやりつつ国内旅行とかの方が面白いのかも、と思ったことはあります。
とはいえそれ始めると今度は京都に行きまくらなくちゃいけなかったりで、首都圏でじっとしてるなら西洋美術ファンでも結構な世界的名作を見ることが出来ます。2008年にはコローの真珠の女とモルトフォンテーヌの思い出が同時にいらっしゃいました、2009年にはラトゥールの大工の聖ヨセフが、2010年にはドガのエトワールが来ました。どれも名画家の名作です。

とはいえここまで名を馳せる名作が来るとは、10年に1回レベルでは。
フェルメールの真珠の耳飾りの少女についてはあっちゃこっちゃで語りつくされてるし、いまさら何をかいわんやだけど、ここまで有名だと逆に新鮮味が無くなっちゃってる気がしたし、都美術館はせめーくせにすげえもん持ってきてはバーンと宣伝するせいでごっちゃごっちゃするとmixiのコミュニティでは有名ですね、そんなわけで後回しにしてましたが、もうだめだ。ここで見に行かないと一生会えないんじゃないかという恐怖に苛まれて落ち着かなかった。

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感想ですが、やっぱり良い絵でした。歩きながら、やや離れて見るしかなかったのでなんだか印象が遠くにあるんですけれど、黒・白・青・黄色が鮮やかに映えてました。「真珠の耳飾りの少女」よりは「青いターバンの少女」の方が僕は好きです。

この展覧会の恐るべき点は2点のフェルメールにおんぶにだっこ展では無い所。
ロイスダール2・パパブリューゲル2・ヴァンダイク2・ハルス3・ヤンステーン3、そしてルーベンスが2、レンブラントが6!(+1)点。これレンブラント展や。
そして合計でたったの!48点、なのにチケットは一般1600円するんだからもう色々壊れた美術展ですよ。
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レンブラントはやっぱ好きですねー、レンブラントから入ったのを思い出します。初期作品と晩年作品が両方来てたのが良かった。こっちは最晩年の自画像で近くで見ると勢いよく精密に描かれてるのが分かります。
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一番好きだったのがこれ、ヤンステーンの「親にならって子も歌う」とハルスの「笑う少年」
これぞオランダ黄金時代の美術。風俗画においては何人もこの時代の画家に並びやしませんよ(日本除く)。はっとした顔で振り返る少女も良いけれど、馬鹿笑いしてるガキの笑顔は見てて幸せになります。

マウリッツハイス美術館展は東京都美術館にて9月17日まで、行く予定の人はとにかく急いだ方がいい。最終週は平日でもヤバいぞ。
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2012年9月1日土曜日

神物語

さて前回の日記の最後、ミューぽんってアプリをちらっと書きました。
いろんな美術展の割引チケットアプリなのですが、よく見たら三菱一号美術館のエドワード・バーン・ジョーンズ展―装飾と象徴が最終日!ミューぽんは普通に有料のアプリなので使わないと損で終わるのにレーピン展で初めて使ったんですよね。しかも2012年でおしまいなので早く減価償却しないと丸損。
この展覧会、美術ファンからの評価が高かったこともあり行ってきました。二日連続美術館とか高校生以来だわ。あの頃は美術館ハシゴしたりしてた。


一般論ですが、展覧会は閉幕に近づくほど混雑します。もちろん最終日は最も混雑します。今ツタンカーメン展やってるけどあれなら最終日は入場5時間待ちでしょう、行く予定の人は早く行こう。
バーンジョーンズ展は普通に入って普通に見れましたがやっぱり結構混んでた。まあ分かるよ、
あ、○○の展覧会やってんだ行きたいけどあと一月半あるからいつでもいいや→最終日
このパターン。でもこの○○にバーンジョーンズ入れる人も結構沢山いるんだな。


バーンジョーンズはラファエル前派の画家で19世紀中ごろに活躍、これは近代です。この時代は美術史上大きな変遷がまあ色々と起きた頃です。バルビゾン派の興りとか第一回印象派展とかレアリスム宣言とか。
どの運動もそれまで散々蔑ろにされてきた世俗の世界に光を当てたもので、世俗画や静物画は一気に台頭しました。この革命にはジャポニズムも結構寄与してるんだろうなと思います。詳しい話は印象派の展覧会でも行って音声ガイドを借りてください。

で、そんな時代の大きな流れをガン無視したのがこのラファエル前派。時代の流れに逆らってる画家ってのはエネルギー感じますよね。印象派が変化へのエネルギーならラファエル前派は進化へのエネルギーみたいな。
この展覧会は全編に渡って神話、伝説、おとぎ話の世界を絵にしたものばかり。ギリシャ神話からご当地のアーサー王伝説、眠れる森の美女、等。

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「慈悲深き騎士」物語に出てくるイエスをドラマチックな感じに描いてました。その人ズバリを描くような聖人画は少なめな印象。過去の連中と同じことをしたいわけじゃないんだよ!前半エリアは「才気煥発の金髪美女」もよかったかな。

そしてここからの連作ラッシュが凄い。連作を描く画家は多いもののそれを集めて展覧会にするのって凄く難しいんだろうに、いくつもの連作をそっくり持ってきてくれてました。
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印象に残ってる連作が「ピグマリオンと彫像」の連作、6つも集まると物語性が凄い。自分で作った美少女フィギュアにガチ惚れしたから祈ってたら祝福受けて命を得たから結婚したという俺たちの夢の顕現みたいなストーリが凄い。
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一番好きだったのがこれ「メドゥーサの死 II」これも連作にして大作。緊迫感のある絵でした。

バーンジョーンズ以外誰も絵にしてないんじゃないの?みたいな主題の連作展が美術ファンからの満足度が高いのも頷けましたねー。残念ながら巡回展しないみたい。
しかしながら三菱一号の企画展は画家のチョイスが素晴らしいの一語!マネ、カンディンスキー、ウィジェルブラン、ロートレック、ルドン、バーンジョンーズと難しいところを選びながら見ごたえある企画展にしてます。ちなみに次はシャルダン。またこれもマニアックな…。


2012年8月20日月曜日

大いなるローカリズム

ちょっとみんな何でそういうことするの?私が美術ファンだってことはみんな知ってるでしょ?なのに何で誰も2009年に「国立トレチャコフ美術館 忘れえぬロシア展」やってるよって言ってくれなかったの?こんなのどう考えても私も見に行きたいに決まってるのにそうやって仲間外れにするんだ。
この美術展に行き損ねてからというもの、国立トレチャコフ美術館に対する思いは日に日に高まっていきました。トレンチコート着てもトレチャコフ美術館のことを思い出す位でした。
そしてついに場所を同じく渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムにて国立トレチャコフ美術館所蔵―レーピン展が開かれ、これは行くしかないと。イリヤ・レーピンてあんまり知らんけどリアリズムの画家好きだし良さそうだと。

レーピンは19世紀から20世紀の頭まで活動た移動派の画家で、ロシア生まれロシア育ち。今のウクライナ領スロボジャーンシュチナ(ググった)に生まれ、お絵描きが凄く上手だったのでサンクトペテルブルクの美術学校行って、良い成績取ったから奨学金貰ってパリに留学して、そんで印象派とかの影響なんかも受けて帰ってきて、ロシアの有名人の肖像なんかを描いてお金貰いつつ創作活動して、アカデミーで高い評価を受けました。


…さて、この説明が何かしっくりこなかったのは私だけじゃ無いでしょうよ。絵を見ながらかなりの間モヤモヤ感じてましたとも。
美術史に残る天才画家たちって居ますよね?ピカソ・ゴッホ・ダビンチレベルの、別に美術ファンじゃなくても普通知ってるむしろ知らないとやばいみたいな。
そういうレベルの画家ってのは評価軸の曖昧な「絵が上手」って要素で有名てわけじゃなくて「新しい表現を編み出した」ってことで高い評価を与えてられてます。
これは私が絵画芸術を愛している一つの要素です、過去に誰もやってなかったことに挑戦したことを、後世の人間が称えて誉を授けていること。画家の人生を追う回顧展に行くと人生賭けた挑戦の、その大きなエネルギーを感じられるのが私が美術鑑賞にハマった理由の一つです。
ってわけで結構な量の画家が評価されず生前は不幸だったり非業の死を遂げていたりします。蛇足ですが音楽ってのはそうはなってない印象、ある時代のみんながこの曲良いじゃん!って思ったものが後世まで伝えられてる感じ。


レーピンは写実主義を描き続け、晩年には時代遅れとも批判され、新しい美術表現を開拓しようとした人ではありませんでした、じゃあレーピンってのは何がそんなに評価されて残ってるんだ?何を感じればいいんだ?
この画家がロシア美術の栄冠を授かるのは描き方ではなくて描いてるモノがスゴいから。もしかしたら歴史に詳しい人ならすぐに気づけたのかもしれないね。



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代表作「ヴォルガの船曳」、過酷な労働を強いられる下層民を一人一人の個性を残してかき分けてます。今回来てたのは習作でした。
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「護送中―ぬかるみの道」政治犯を護送してる場面、ロシアでは革命の機運高まっており、指導者をバンバン処刑してました。

この辺の何が凄いってこんなひどいことが行われている!なんてことだ!って絵じゃなくてロシアの風景です。みたいな感じで描いてること。
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肖像画も多く描きました「作曲家モデスト・ムソルグスキーの肖像」トルストイもあったけど、友達に好きな人多そうだったのでこっち。

レーピンはロシアの大地を愛し、ロシア的なものを描き切ろうと努力していました。高官も名士も革命家も貧民もレーピンを支持してたのはロシア人として尊敬してたからじゃないかな。
「モスクワはとても絵画的で、私は今、こんな町がとこか他にあれば、はるか遠い国でも喜んで参りますが、これほどの町はおそらく唯一無二でしょう。」という言葉を残してます。ロシアの町と人がレーピンを偉大な画家にしたんでしょう。
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一番好きだったのがこれ、「鉄道監視員・ホチコヴォにて」。かの国の寒さと広さがヒシヒシ伝わってきました。
レーピン展は10/8まで渋谷文化村にて、今回初めて使ったけどミューぽんってアプリ買えば100円引きになりますよ。


2012年7月28日土曜日

バームクーヘントルテ

結構前になっちゃったからいまさらなんだけど何となく心に引っかかってたから書いときます。
ベルリン国立美術館展行って来ました。於 国立西洋美術館。

さて、ドイツはベルリンには博物館島ってのがありまして、美術館群になっています。近くにUバーンの駅はありますが、降りやすいのはアレキサンダープラッツ駅でしょう、ウンター・デン・リンデンに向かってベルリンの中央通りを歩いていけば着きますね。
なんか見てきたような物言いですが、見てきたんですよ!私の乏しい、ほとんど唯一の海外経験がドイツのベルリンです。去年の5月に学会で行ったんですけどなんかmixiの日記になってないね。文章書いたのにアップロードしてなかったわ。
もちろんその時も美術館に行きまくったんだけど、再会ができると有らばぜひとも行かねばということで行ってきた次第です。
絵画33点素描29点彫刻45点の全部で107点。まあこんなもんなんだけど、現地にも行っちゃってたのでもっと持ってこれたんじゃないの!とか言いたくなる。


最近の国立西洋は美術史をトレースすることが多いような気が、今回も副題が~学べるヨーロッパ美術の400年~って付いてる。池上さんかよ。んなもん教科書でも読んで学んだほうがいいんじゃないの、'学べる'は'感じる'とかでも良かったんじゃないのかってコピーに対するツッコミで結構行きそう。
でもこの副題で本当に気になってたのは学べるの方じゃなくてヨーロッパの方。ベルリン絵画館の本領はもちろんドイツ美術、バリバリドイツ美術押しで来てくれることを僕は期待してました。チラシ見た時そっちでくるんだーって感じでした。

最初の方とかなかったコトにされるんじゃないかなーとか思ってたけれどちゃんとルネサンス手前から始まってました。
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ルネサンスゾーンで好きだったのがコリアーノ工房の聖ルチア、マグダラのマリア、アレクサンドリアの聖カタリナ。とりあえず香油持ってんのがマグダラで…あと二人ともシュロ持ってる。両方殉教してんじゃねーかクソッ、アトリビュートが細かすぎてどっちがどっちかわからん。

ここからゆっくり時間を流れて最後はロココとか新古典主義あたりまで行きます。国立西洋はマニエリスムをちゃんと抑えてくれるのが好きですね。確かに学べたような気がします。
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一番好きだったのがこれ、ティエポロの聖ロクス。聖ロクスって知らなかったんだけど14世紀に黒死病ってのが流行った時に看病して回って聖人になったとかで、なかなか存在のはっきりしてる人で安心ですね。まさに巡礼中って感じのやつれ方、こんな描かれ方をする聖人って初めて見ました。

とは言えやっぱり見所はドイツ作品だって!フェルメールが来てるってのを目玉に推してるけど何もネーデルランドの画家の力を借りてお客さん呼ばなくてもいいのに。なんか全然プッシュされてないけどデューラーの油彩って日本に滅多に来ませんよ。素描ばっかで、少なくとも俺の記憶には無い。
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同じくドイツ人画家のクラナッハのルクレティアの方が重要作品でしょう。ルクレティアが貧乳扱いされてるのってこの作品のせいなんじゃないかと思うよ。割とマジで。


学べて楽しめるベルリン国立美術館展は9/17迄。まだ間に合いますよ。音声ガイドは微妙でした。行く人がいたらおみやげにマグネット買ってきてください。ドイツで買ったのとおんなじ奴買っちゃったんで…。何故フェルメールを買ったんだよ俺は。
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2012年2月10日金曜日

XLVI

NFL=ジャイアンツがスーパーボウル優勝、ペイトリオッツ下す
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE81K2AS20120206

今年のスーパーボウルもいい試合でした!流石だよね、毎年面白いからすごいよね。

パーフェクトを賭けたペイトリオッツを下してジャイアンツが劇的勝利を収めたあの第42回スーパーボウルの再戦!
とか言いつつも個人的には日本シリーズが巨人vs西武になった感じのテンションの低下が、どうせならブロンコスvs49ersなら広島対楽天みたいで面白いのに…とか思ってました。ついでに言うとコルツファン的には宿敵パッツを応援するのもなぁ、かと言ってジャイアンツはコルツQBのペイトンの弟イーライがQB、ここでイーライが勝利するとペイトン越えなので、それもなぁ。と。まあなんとも微妙な気分。
どっちも強いチームだから最後までどっちが勝つかって分からない展開にはなってくれるのかなー。程度の期待でしたが、本当に締まったいい試合でした。まさかの「人」(セイフティ)でついた2点差をキープ、前半終了時点では1点差、きっちりしたフットボールで接戦って面白いな!

またもジャイアンツが勝ったんだけど、レギュラーシーズンでの勝利といい何でこんなにジャイアンツはペイトリオッツに強いんだろうか。パッツは2ドライブ程チャンスがあったのにQBブレイディがパスを決めきれなかった感じ。何なの、コルツ相手の時は大体タッチダウンまで持って行くくせに。

これでイーライ・マニングは名QBに名を連ねた、という具合なのかな。Twitter曰くイーライはちょっと前まで長嶋一茂さんみたいな扱い?だったらしい。RBのイカレ具合も健在だし、NYG暫く安泰そう。

しかしこの試合の真のMVPはパンターのウェザーフォードではなかろうか…。


一方のコルツはですよ。いや実は今年はほとんどNFL見ませんでした。Week3辺りまでは追っかけてたけどもう途中であまりの酷さに見ていられなくなったので研究室で実験とか慣れないことを始めるレベル。マニング抜けたからって一昨年シーズン15勝2敗のチームが2勝15敗は無いでしょ!!!ダルビッシュが抜けたファイターズでもここまでは酷くならないはず。
アンドリュー・ラックを獲得するとなると、もうペイトンマニングは復活しないのかな…。マニングが抜けてオーディブルコールの無くなったコルツを僕は今までと同じように愛せるんでしょうか。あるいは移籍してしまったらコルツとマニングどっちを応援すればいいんでしょうか。そしてまもなく2歳の誕生日を迎えるうちのまりもの『ぺいとん』はどうすれば良いんでしょうか。


2012年1月31日火曜日

エクリチュール

今日はA4のレポート一枚を提出しました、授業の内容を簡単にまとめて感想を書く簡単なレポートだったんだけど、授業が英語で全然理解できなかったからテキトーに書いて出した。
もちろんまだ確定ではないし、実験して修士論文書かないといけないんだけど、これで全部卒業単位が取れたのではないかと。とりあえずこれ以上授業を履修する必要はないわけだ。おめでとうそしておめでとう。

一番最初の授業は国語だった気がする。「あさがおなんとかあいうえお」だったっけなあ。そこから振り返るとなんだか短く感じ…ない。いやはっきり言ってツラかった。何しろ僕は勉強が嫌いだった。新しいことを知るのは結構好きだから最初の方(3~8歳まで)はかなり面白がってガンガン勉強してたけれど最後の方 (17~22歳まで)は超苦痛だった。こんな細かい物体の話はもういいよ…ていうか俺経済とか日本の歴史とか知ら無さすぎだろ…、と授業の度に毎回思っていたけれど、いかんせん専門とか専攻とかいう名前で話が進んでいたからこの期に及んでそんな勉強するのは足枷だった。高校時代の実テの時は学校に隕石が落ちろと思ったし大学の定期試験は今思い出しても身が震える。

そんなわけで「勉強したか」と聞かれれば僕は自信を持って?全然勉強しなかったと答えられる、これを言ったら言ったで「勉強せずに頭良いとか無いわー」とかいうやつもいて、頭良いとは思ってないけれど、もうその言葉を受け入れてもいいくらい勉強しなかったと答えられる。
だけど「この17年間何してた?」と質問を変えられたらもう「勉強してた」としか言えない。ほかに継続してたことなんて飯食って寝てパソコン弄るくらいのことしかしてないし、それを言うのは結構な自己嫌悪入ってくるからやっぱり勉強してたことにしたい。

人生死ぬまで勉強とは言うものの、単位を取って、これ以上進学するわけでもないということで、とりあえずもう机に座り、黙って先生が黒板に書いた文字を手元の紙に写す作業からは解放された。そう、少なくとも僕にとっては「勉強とは何か」と言えばこの「黒板に書いた文字を手元の紙に写す作業」のことを言う。

いったいあれは何だったんだ!!アンパンマン見てるのかよくだらねーと言っちゃう小学生とか、合説に参加する必要は無いとか言っちゃう大学生のような初心を忘れた発言の一種かと思ったけれど、アンパンマンと違って板書はまず初心からつまんなかった。なによりあれだけ頑張って書いたノートの山を読み返したことは無い。一転大学ではノートが異常に大事になったりするんだけれど試験が終わればやっぱり読み返さない。勉強しなかったけれど、勉強に意味がないとは思っていない。けれどこの作業だけはこう…もっとうまい方法はなかったのかな…と思う。あの時間でひたすら外国人と話し続けてれば、外国語一つくらい喋れてないのか、とか、その辺でひたすらアンケート取ってれば社会法則の一つも発見できなかったのか、とか思わずにはいられない。

新しい教育方法がきっとあるはず……と思ったけれど、結局僕が教師になったとして、40人を相手に自由な方法で授業して良いと言われても黒板に知ってることを書いてみんなに見せる以外のことはやっぱり思いつかない。これも黒板教育の弊害なんだろうか。もういっそのこと黒板板書能力で人の価値を測ってくれれば良いのに。

2011年11月22日火曜日

でもマジな話、TEDは面白い

誰もがテレビの視聴率っていうのはどうやって調べているのだろうか、すべてのテレビに今見てる番組をどこかにフィードバックする機能がついてるのかな、と考えたことがあると思う。それがある程度知識がついたころになると、それって通信の秘匿を犯してるんじゃないのかな?とか考えるようになる。
正解は視聴率の調査は住民基本台帳から無作為に選ばれ、おばちゃんが訪問に来て調査に協力する、調査は何か専用のマシンを置いてテレビ見たらボタンを押すという割と単純なもの。
… という都市伝説がまことしやかに語られている。というのもそんな奴が来たなんて聞いたことが無い。僕の友達でわざわざそんなことを話題にするやつも少ない気もするけれど、母親も聞いたことが無いそうだ。あの話題に貪欲なおばちゃんネットワークの中で会話に上ったことが無いのだから、多分来たことが無いのだろう。

と言うわけで6年もひとり暮らしをしていると面白いこともあるもので僕のところにビデオリサーチの人が来た。それインターネットで晒しちゃいけないんじゃないのかって話だけど、僕のはマシンを置く方ではなくて1週間分のテレビ視聴を冊子に記入する方だったのでもう出したし良いだろうと。
提出してから冊子の写真くらい撮っておけば今後の話のタネになったのになーと思ったけど、あまりに普通に冊子だったので今の今まで写真に撮るなんて発想が浮かばなかった。内容は1週間のテレビの視聴を枠に矢印を引く形で全部記録するもの。など、ほか3冊。謝礼は商品券2000円でした。1人が書いて終わりならまあ悪くないかな、というところ。
やや面倒だったのはテレビ何見たっては覚えていてもそれが何chだったかなんて全く覚えてないんだよね。毎日23時からテレ東でWBS、を除けば適当につけてやってるやつ見るから記録が面倒だった。そういうわけで今週は決めた番組以外一切見なかった。

まあ実のところテレビ見なかったのでそれほど面倒でもなくて、最悪だったのはテレビゲームの時間も一緒に記入しなくちゃいけなかったこと。暗黒騎士団が強くってすっごい時間かかっちゃったのが、え、こんなにゲームしてたの!?みたいになるから嫌だった。

まあ実のところそれは自己嫌悪に耐えれば面倒というわけではなくて、最悪に最悪だったのはどれくらいの時間何使ってインターネットした?みたいな冊子の方。こんなのウンコしてる間もリツイートしてる人間からすれば今日何cc息吸った?みたいな質問でまともに答えるのは無理がある。しかもスマートフォンとタブレットが分かれてる。んなもん何使っても同じだろ。

まあ実のところそれは適当に累積時間書けばいいだけで、最悪に最悪を超える最悪だったのはインターネットでどのウェブサイトでどんな内容の動画見た?の冊子の方。ええと、YoutubeでPV見て、NFLJapan.comで今週のビッグプレー見て、あとはTEDでプレゼン見て…、あとは…そうだよエロ動画だよ!男がインターネットで見る動画なんてエロ動画に決まってるだろ!言わせんなボケが!!

2011年10月6日木曜日

おくやみ

Appleの元CEOのSteve Jobsが亡くなりました。今日が人生最後の日だとしたら、私は今日する予定のことをしたいと思うだろうか、と自分に問い続けて働いていたそうです。

僕はiPhoneと他いくつか程度しかApple製品使ってないし、マカーではなくジサカーであることにアイデンティティを感じているので、imacを買う予定は無いんだけれど、ここ数年は欠かさずプレゼンテーションを追っていました。
スピーチとか、メッセージとか、デザインした最終製品とか、Jobsの凄さを語るには多くの事柄が必要だけれど、僕はなによりあのプレゼンテーションが大好きでした。ラフな服装で壇上を歩きながらスライドにまでジョーク画像を表示して冗談交じりに製品発表するのが本当にカッコ良かった。
英語で何言ってんのか分かんなかったけれど、ものすごくゆっくり喋ってたのに、説明は遅くなかったし、必ず発表中に誰かと入れ替わるなんて危険なことを華麗にこなし、どこぞの研究室が多用するクソウザいエフェクトを効果的に使いこなし、にもかかわらずシンプルなスライドに数えきれないほどの黄金比が組み込まれて、陰で徹底的に練習を重ねているだろうことを全く感じさせない。造形と技術と心理と演出が完全にコントロールされていて一体何でこんなことが出来るのか。完成図が頭にあったのか、それとも徐々に作ってるうちにこうなったのかわからないけれど、クールでカッコ良かった。何度も言うけれど大好きでした。

それがもう見られないというのが残念でなりません。今ではApple流とでもいうようなプレゼンテーションを多く目にするようになりました。JobsがいなくてもCookがiPhone4Sを無事に発表しましたし、Kindle Fireを発表するAmazon CEOのBezosのプレゼンテーションも同じようなカッコよさがありました。でもやっぱり会場を手玉にとって笑わせつつ自由な、製品を手にした後の生活と自分を想像させられる、映画見てるような錯覚さえ覚えるJobsのプレゼンが一番です。

陳腐な表現ですがそうして私たちの心の中で生き続けるのでしょう。現代社会に大きな影響を与えた偉大なビジネスマンが亡くなったことにウェブの一端にて心からおくやみを申し上げます。

2011年8月7日日曜日

コーヒー賛歌

マクドナルドでビックマックセットを食べてきた、なんだかんだ色々出すけれどビックマックが一番美味しい気がする。あのソースだけ売って欲しい。
とはいえなんとなくカロリーが気になるので飲み物は大体コーヒーにしている。今の季節ならアイスコーヒーにするけれど、飲みながら感じたのが、えらく美味しいコーヒーだなあと。

マクドナルド如きのコーヒーを美味しいと言っちゃうのはお里が知れそうだけど、すっきりしてグビグビ飲める。ブラックのまま飲んで飲み疲れせず、しかしてしっかりコーヒーの苦味を残すのは結構頑張って開発したんだろうなあと思うのだ。ホットコーヒーにしても酸味が全くなく、すぐに飲み始められる温度とハンバーガーに良く合うので気に入っている。おかわり出来るし。

あとはまともにコーヒー飲める店となるとここらへんじゃ駅前のパン屋だけになる。田舎だから。これも中々不思議な味で「炭焼きコーヒー」と銘打ちながらドリンクバー的な機械からガーーって音と共に垂れだして数秒で出てくる。この邪道で250円位取るんだから暴利な気がしつつも何故だか確かに炭火の香りがするから不思議。一応あの「ガーー」は豆を挽いてる音なんだろうなあと科学の進歩を実感するね。

街に出るとカフェはそこら中にあるので割としょっちゅう使う。スターバックス派というよりは一番沢山あるからよく行く。あそこのメニューは複雑でまさに初見殺し。一応コーヒー派だからマキアートやらフラペチーノに戸惑うことは特にないけれど、いつも混雑してるので「エスプレッソと水」って注文で済ませ、ファイト一発的な飲み方で店を出るのが僕の定番。慣れるとエスプレッソのやたら苦いのが妙に美味しいんだけれど、イタリアじゃエスプレッソは砂糖を入れまくるのが普通らしい。んなバカな、砂糖入れるのは良いけれど、だったらラテを頼んだ方が良いじゃん!と地球の裏側から叫びたい。

一方で街の個人喫茶店なんかでは、コーヒーは緑茶じゃないし、とりあえず高温なら何でもOK、な思想なのか大抵マジで熱くてすぐには飲めない。ドリップならまだしもサイフォンだと口も付けられない。つまりは店側からの「ゆっくりしていってね!!」なメッセージと受け取っている。
この手のお店は個人的にカフェが好きでやってる人たちが多いのでコーヒーを1つの食文化として尊重したお店が多く、したがって値が張り、何種類も豆を用意している所が多い、自家焙煎やブレンドに一家言ある所も。
席に着くと少ない量の氷水と灰皿が出てくるのが居酒屋のお通しみたいで好きだ。特に氷水が出てくるか来ないか、その量がこれからコーヒーを飲むのに丁度いいかってのも重要だと思っている。喫茶店でコーヒー飲むときは注目してみてくださいな。

などと言いつつも飲み物に高い金払いまくるわけにもいかないので、研究室には専らインスタントコーヒーを持ち込んで飲んでいて、今まで飲んだ積算量としては圧倒的に多い。
これが味としてはドギツくて凄まじく角の立った鋭いコーヒーになる。が、別に不味いわけでもなく、これはこれでアリ。寧ろ気怠くて眠い感じを追い払ってシャキッとできるので仕事が捗る。運動後のゲータレードみたいなものかね。やっぱり作ってる人たちがインスタントコーヒー敢えて選ぶ理由とシーンをきちんと調べてそれに合うものを作ったんだろうなあと、適当な思いを馳せている。

そして家では…すっかり飲まなくなってしまった。かつては備品として豆をトイレットペーパーの如く消費していたけれど、毎週のレポートが無くなるや否やデッドストック状態で、麦茶緑茶やハーブ茶やらに浮気を続けている。だからこうしてたまに宿題があると、寂しくなってマクドナルドまで行き、挙句ここまで日記を書いて、もちろん宿題は白紙。

2011年7月3日日曜日

美術展の感想(10年11月~11年6月)

美術館に行った感想を書くっていうのはブログ始めたきっかけの一つだった気がするんだけど、何か面倒になってさぼっちゃった。絵見ながら「こんなこと書こう」程度の感想は抱くから後は文章にするだけなんだけど、さっさと書かないとあかんね。
過去の奴書かないと美術展行っても感想書けなくなっちゃってるからこの辺で清算してしまおうと、調べてみたら半年分放置してた。予想以上の放置っぷり、そしていつの間に半年も経ってるんだ。

とりあえず古い順に簡単に感想を!

10/11/23 ドガ展 於 横浜美術館
なんかおばさん臭い展覧会だなーと思いつつも、ドガの最高傑作エトワールにホイホイ釣られて行ってきました。後ろのおっさんをmixiの自分の写真に使ってたりしたし。
これやっぱりきれいでした、忘れられない一枚です。パステルで描かれてたのね。なんだか輝きを放ってました。いやマジで物理的に光って見えました。エトワールは自然に光ってたと思うけど時々この照明の当て方は何?見にくいよ?みたいなのがあったからもしかするとそのせいなのか?
踊り子はもう数作品見たかったけど、踊り子の彫刻作品が見れたからまあ満足か。126点の1/3がオルセー蔵。ちょいちょいオルセーには改修してもらう必要があるな。

5/11 シュルレアリスム展 於 国立新美術館
ポンピドゥセンターから錚々たるメンツの作品がいらっしゃってました。
実のところシュルレアリズムは何書いてあるかわかんないからそんなに得意じゃないんだよね。とはいえ妙ちくりんなとりあえず作ってみた、みたいな謎の現代芸術とはやっぱり違うし、何より現代に至るまでの芸術の方向性を決定づけたシュールという一大運動の形而上学的な理念の解説が普通の一般観覧客としては理解不能になりがちになる中、アンドレボルトンの著作や参考資料の展示からわかるように解説してました。流石鳴り物入り美術館のキュレーター優秀。
でも残念ながらいまいち印象に残った作品は少ない、やっぱり苦手は苦手。マグリッドとキリコは好きだからよく記憶してるけど…、あとは「甘美な死骸」が面白かったかな。

5/25 ベルリン絵画館(Gemaldegalerie)
ドイツ行ったときに行った美術館、もうカルチャーショックですよ。なんだこの量は、日本でこれだけ見ようと思ったら何回美術館に行けばいいのかと。1200年代とか一体なんだよ。ていうか警備員少ねえよ。ドイツの感想は警備員のおっちゃんに話しかけられてことを含めてもう書いたし、適当に画家とその感想を。

デューラー:油彩初めて見たよ!貴族の紋章デザインもやってたんだぜ、っておっちゃんに教えてもらいました。
クラナッハ:何枚あるのよ一体。と言うかドイツ人だったんだ。
ラファエロ:マドンナのトンドじゃねーか、超ド級の傑作。
ボッティチェッリ:ヴィーナスの習作じゃねーか、超ド級の傑作の下書き。
レンブラント:あー!8年前に見たやつだ!この絵で美術ファン始めたのに。奇跡の再開。
フェルメール:まあまあ。
カラバッジオ:有名な天使が見れましたが目の高さにチ○コがあって嫌だった。
ホルバイン:ドイツ人だけあって傑作揃い。肖像画の名手だけど「まるで生きてるよう」って感じではなかった。顔の特徴をはっきり出してる感じ。
ヤン・ファン・エイク:ファンエイク観るの俺の人生の目標みたいなもんだったんだけどね、もう観たし死ぬか!驚いたことに写真で見た方が印象が…、というか僕の目の解像度を超える描き込みでカメラ写真越しの方がはっきり見えるという、予想以上に驚異的な画家でした。
ぺトラス・クリストゥス:え、誰?知らない…。と思ったら凄い画家だった。良いもの見れました。

何よりフラッシュ炊かなきゃ写真撮っていいっていうのが驚きだった。世界的名画をモデルさん扱いできて楽しいのなんの。1人で絵に向かってはーいもうちょっと笑ってーとか言ってるキモい外国人になってた。

6/10 光と闇とレンブラント 於 国立西洋美術館
国立西洋美術館8年ぶりのレンブラントキター!!と前売り券を買うも、ドイツで散々レンブラント見たせいでだいぶ低下したテンションで訪館。
しかし面白かった。版画展って何だかもの足りないと思っていたけれど、世界各地から一つの作品の異なるステートを集めてくれてた上に刷り紙の違いによる比較、レンブラントが和紙刷りを豪華版として売り出してたとは!左右反転した銅原版の展示など、たとえヨーロッパの美術館がデカかろうが企画展はこうやるんだよ!と言いたくなる良展覧会でした。油彩も良かったよー。

6/29 森と芸術 於 東京都庭園美術館
庭園美術館が今年末から2年間工事って…そんな…。と涙にくれつつ工事前最後の絵画展行ってきました。相変わらずちょっと貴族趣味だよね。金持ちそうなおばさん多かったし。「森」をテーマに絵画、陶芸、彫刻、絵本や写真など色々な方向からアプローチ。アンドレボーシャン覚えた。
森への憧れ、恐怖って感情も薄れっきっちゃってるけど、やっぱり自然って素敵だなー思わせてくれるのは庭園美術館だからです!今回は庭園回れなかったけど。
工事不安だなー。きちんと建物が残っていくようにしっかり修繕して欲しいし、ウインターガーデン公開したときみたいに工事後の新空間公開に期待したいけど、変に新しくなっちゃわないか心配で心配で。流石に今年はあの超どうでも良い建物公開行かないとな。


どれも面白かったけど、翻ってこの夏はなんだか興味ある美術展が少ないなー。守備範囲を広げて望んでみようかな。

2011年6月12日日曜日

5月22日~28日

ドイツはベルリンに行ってきました。楽しかった。超楽しかった。充実したというか、価値観が大きく変わった一週間になりました。
写真を沢山撮った、400枚くらい撮った、美術館の中でも撮れるとは!名画をモデル扱いにできて楽しかった。というわけで写真を載せつつ名所を紹介しようかなと思ったんだけどいいや。

僕は日本が好きだった。先進的で、多湿で、閉鎖的で、居心地が良かった。自分の能力や思想や志向を白紙の状態から何年もかけて『日本人的』なものに作り上げて行って、今もその途中だった。今となっては果たしてそれが人として正しい成長だったのか分からなくなっている。ずっと疑わずにやってきたことがヨーロッパの一部にたった1週間居ただけで色褪せて見えてしまう。夢中で取り組んでいたはずなのに、日本に帰って待っていることといえば退屈無明な仕事と下世話でチンケな趣味に思えて仕方がなかった。帰りの飛行機の中で出来れば飛行機に不具合でも起きてドイツに特別滞在にでもならないだろうか、農場でポテトを育てる住み込みの仕事を見つけることも出来るんじゃないかと、そんな風に考えると涙を止められなかった。
住んだわけでも (仕事だけど) 仕事をしたわけでもない、たった一週間旅行しただけだったけれど、それでも見えたものはある。薄々と日本のこういう所おかしいんじゃないか?こんなもんなのか?と思ってたことは、やっぱりおかしいところだった。
学会会場には世界中から学者が集まって、極東からも中国、韓国、台湾、香港の方々が出席していたけれど日本人は簡単に見分けることが出来た、スーツを着ていたから。日本人がスーツを着ることに合理的な理由なんて欠片も無い。ジーンズでポスターセッションしているインド人も居た。
そうした自由さが何より重視されているような気がした。無意味に自分を縛る必要なんてないのに、日本では人々が相互に行動を縛っている気がせずにはいられない。電車内に自転車を入れても犬を入れても良いよね。その電車は改札無しのタダ乗り許容状態だったけど、日本ではパスモがあれば財布から切符を出さなくても大丈夫って言ったらどんな顔するだろう、あれはどういう経営システムなのか理解出来ないけれど。
あとなんでか日本じゃ訳も無く笑っていると気持ち悪いと言われる、それは普通だと思っていたけれど美術館のガードに笑顔で挨拶したら絵の解説までしてくれた、まぁ旅行者然丸出しだったとは言え親切(おせっかいとも)言われている人が多いそうで、道案内をしてくれたり…、とにかく英語が通じて驚いた。英語から逃げ回って理科系まで来たのに、ドイツ人の英語聞き取りやすいし僕の英語を聞き取ってくれて感激のあまり喋りまくってた。一緒に行った奴は殆ど喋れてなかった。よくも偉そうなこと言ってくれたもんだ、まあ自分もこんな感じだったなーとは思ったけど。

とまあどっぷり染まってきた訳だけれど、ところ構わず私物にすら落書きがあったり煙草の吸殻のポイ捨てが凄まじかったり閉口する部分もやっぱりたくさんあった。決して日本人が劣っているとかそんなことは全くない、素晴らしい精神性を持ち合わせているのに…何故か苦しんでいるように感じられてならない。

ともあれ、やっぱり日本から一歩も出ないってのは良くないな。海の向こうにはバームクーヘンをタルトにしてしまう国もあるのよ、あれはなんとしてももう一度食べなくちゃいけないからー。

2011年4月29日金曜日

ムカつく科学ランキングベスト15

みなさんサイエンス好きですか?僕はもう嫌です。
私見で今まで学んできた自然科学分野のムカつくモノをランキング形式でまとめてみたよ。
ベスト10にしようかと思ったものの、一度考え始めたら次から次へと出てきたので、15個選びました。これでも絞ったほう。断っておくとどれも重要なものですし、難しいとか役に立たないとかではなく、「ムカつく」ものを選んでいるので、個人的な感覚が大きいです。まずは選外から↓


選外
粒子波動二重性、不確定性原理、相対性理論、トンネル効果など、ここまでぶっ飛ぶと割と素直に受け取れます。



では15位から1位まで。



15位 アンチモン(化学-元素)



元素記号と発音が一致しないものは多々あるけれど、その最たるものがアンチモン。
しかも英語でもAntimonyで元素記号をSbにしても誰も得をしない。
成仏すべきゾンビ言語のラテン語が何時までも生き残っている中でも最も悪い例。




14位 大きすぎる・小さすぎる乗数(物理-定数)



プランク定数、アボガドロ数、ボルツマン定数に何度うんざりさせられたかわからない。普段は素知らぬ顔をして定期試験では牙を向いて襲いかかってくる。
無敵を誇る関数電卓もこいつらに対してはあまりにも無力だ。かと言って自力で計算すると必ずと言っていいほど間違いを犯す。




13位 sin,cos,tan以外の全て(数学-三角関数)



突然これを書いても覚えている学生は実はとても少ないと思われる。こいつらがハイパボリックったりすると最低、何でも名前付けるなよ。しかし問題なのは寧ろ12位。




12位 ラジアン角度(数学-高校数学)



サイン、コサイン、タンジェントと言うと数学苦手っ子にとってアレルギーレベルの単語だけど、実のところそう難しい概念でもないと思う。
問題なのはこのラジアン角度の方でしょ。突然出てきて高校生を混乱の中にたたき落とす。
だいたい全ての人がπ/6を見たときに脳内では30°に変換されているでしょうに。




11位 TCAサイクル(生物-代謝)



もう生命の神秘って事で片付けて置けば良かったものを…。
高校の頃は暗記ばかりだったけれど大学ではどんなことをやるんだろう、と胸をときめかせていた新大学生をさらなる暗記地獄にぶち込む先導者。
多分看護医療、体育生理学系の人とかもむかついてると思う。



10位 エネルギーバンド(物理-半導体)



いや俺の専門なんだけど、エネルギーバンドって物質のどこにあるんだよ。エネルギーバンドの変化って言うのは半導体中で何が起きてるんだよ。
電子なの?帯が電子なの?状態を表してるの?これはグラフなの?第1ブルリアンゾーンが何で関係してくるの?といった謎はそのままスルーされて多くの学生の間で"ハシゴ付き滑り台的な何か"ということになっている。



9位 分数の割り算(初等数学)



これをすんなり受け入れられる小学生は素直すぎる!「ひっくり返してかけ算」何がひっくり返してだよ、なんでひっくり返ったんだよ。割り算という非常に直感的な計算を曖昧にする。「割り算なんて無かった」。



8位 背理法(数学-高校数学)



「これは納得行かない」という多くの声が寄せられました、証明法というより黒魔法。Wikipediaにも『数学的直観主義においては、背理法による証明は成立しない』と言われ、アンサイクロペディアによれば『俺の彼女は美人だと言うことを証明するために道行く人に「私の彼女はブスですか」と言うことを聞く』ような悪魔的手法。



7位 反応速度の公式すべて(化学-物理化学)



もうこのへんの公式は全部同じにしか見えない。声に出して、紙に書いて公式を覚える、という基本技術を使っていると徐々に精神がやられてくる。
しかし6位には及ばない。



6位 大きすぎる行列(数学-行列計算)



大学生の洗礼のひとつ。卑怯なことに行列の授業になると教授はパワーポイントを使って授業を始める。しかもiとjなどという最悪に見分けにくい文字を使い始める。



5位 ホールピペットの存在とその扱い(化学-実験器具)



大学で化学やりたいなと思ってた俺が化学やめたのは90%位こいつのせい。
線ぴったりにするために変なゴム鞠で行ったり来たりした上、握って温めて一滴絞る、そして共洗いって職人技を要求してくる。「ピペド」として悪名高いマイクロピペットより馴染みがあったのでこっちにしました。



4位 相乗平均(数学-高校数学)



生意気にも割り勘でおなじみ相加平均に取りいって多くの場合何の意味もない計算結果を返してくる。入試でちょっと使う以外の相当滅多に使わない虎の威を借る狐。



3位 結晶の対称性(物理-結晶)



ステレオ投影図。これ分かりやすいと思ってるのかよ…。
点群・空間群・シェーンフリース記号・7つの結晶系と14のブラベー格子。もうこのへんが何の学問なのか分からん。



2位 X線散乱とX線の授業を持つ全ての教授(物理-教授)



どんな分野にも楽しい授業をする教授、つまらない授業をする教授がいるけれど、何故かX線の授業をもつ教授はどの大学でも全て意味不明系の教授が担当する。
謎の粉があったときにどう調べるか、目で見て色で確認する。これをちょっと応用した程度の代物に何コマも何コマもかけて、光の話なのか、波動の話なのか、実験の話なのか分からない謎の授業をする。



1位 ベクトル



お待たせしました1位、ベクトルです。
中高大学生全てのステージで挫折に追い込む可能性が大いにある。悪魔の化身。
全ての人にとって卒業と共に「名前を呼んではいけないあの人」になっていることでしょう。
ちなみに僕は上の式が覚えきれなくて留年しました。永遠に恨み続ける。




やっぱり地学や生物、宇宙物理など縁遠いものはあんまり選べなかったですね。
いや俺が作り直す!とか納得の行かない英文法ターゲット30や馬鹿過ぎる歴史的事件ベスト108など作られることを期待してます。

2011年4月1日金曜日

3月31日

2月の中頃からバイトを…ってことを書こうかなと思ってたんだけどまた今度。
今回の地震で被害にあわれた方にお見舞いを申し上げます。

とりあえず僕もバイト代から幾らか義捐金を…と思ったんだけどまだ振り込まれてなかった。本当は寄付してから書こうかなと思ってたんだけど何だか日記を書く時期を逸しそうだったから書いちゃった。時期よりむしろ俺は寄付したぜ!みたいなことをわざわざネットで言うのはなんか痛い気もしたし、義捐金云々を滅多に書かない日記で言及するのも義心を強制しているみたいで嫌だなと思ってたんだけど、あまりそんなこんがらがってる人間の気持ちまで考えてもしょうがないなと駅前で呼びかけてる高校生の集団を見て思ったのです。

寄付良いらしいですよ。慣れてない人がボランティアに行くと逆に足を引っ張っちゃうことがあるそうです。まあそりゃあ僕が瓦礫撤去作業なんてできる筈も無いし正直やりたくないので気持ちだけでも箱に入れときます。
ようするに自分が危ない目に合うのはやっぱり嫌、しかも普段から世界の貧困とか格差といった存在を認知しているのに無視して自分に近いときにだけ寄付するという偽善に溢れているわけなんだけど、もっと偽善に溢れてこぼれそうなことを言うと寄付金ってどう使われてるんだろうね。また不謹慎なことを言ってしまうけれど僕ぐらいケチな人間になると寄付したと言うより財布から消えて無くなったイメージがどうしても存在する。お金あげて終わり。別に何か欲しいわけじゃないけど、小さな子供の頃赤い羽根を大事にしていたことをよく覚えている、あの気持ちは必要だと思うんだよね。「あなたの寄付したxx円を含むxxxxx万円で怪我人2人を手当てにしました」とか物資を運ぶための道路を作りましたとか作業員のお昼ご飯代になりました。とか何かみんなと被災地をつなぐ方法があればやっぱりお互い幸せになれる気がするんです。 そういう寄付はもうあるよ、ってご存知の方が居ればコメントください。

いつまでも自粛しているのは精神的にも宜しく無い気がするので、次からは普通の日記(今回は普通以下の気もするけど)になると思います。ご容赦を。

2011年2月7日月曜日

XLV

気づいたら寝ててさっき22時頃起きました、眠いから日記はまた後で書こうと思ったけど目が冴えたから今書いちゃう。
というのも今日は6時起きで8時に六本木でした。もちろん言うまでもなくスーパーボウル見るためですよ。皆も見たよね?皆はなんて言って仕事休んだの?僕は研究室にはバイトがある、バイト先には研究があるって言って休みとりました。つまりオプションプレーですね、2ポイントコンバージョン余裕でした。

スティーラーズ対パッカーズ、スティラーズは最近勝ってるしパッカーズに勝ってほしいなー。と思いつつもディフェンス陣の相変わらず鉄のカーテンぶりにスティーラーズ有利かと予想、しかしパッカーズの攻撃陣はいつも以上。難しいパスを決めて先制、順調にリードしていき…と思いきやウッドソンとドライバーが負傷、気づけば圧倒的にスティーラーズがタイムポゼッションを有して一気のモメンタムを引き寄せる…と思いきや絶好調のメンデンホールがまさかの…。

なんて感じでパッカーズが14年ぶりに優勝、4Qのアーロン・ロジャースはすさまじいパス精度でした。いろいろあったけどロジャースに託したパッカーズは素晴らしいよ、ファーブも…まあ…何というか…気持ちよく引退できるんじゃない…かな。
ちなみに来年のSBなんとインディアナで開催、コルツの本拠地ルーカスオイル!あーあ終わったなコルツ。開催地ジンクスだよとか言わずにまた来年を楽しみにようやく始まった2011年「怪我をしないように」頑張ろうか。



ところで今年は外枠も良かったよね、超満員のカウボーイズスタジアムは凄い迫力、10万人って何よ。今年のF18は海軍所属だとか、スティーラーズが出てくれたから磯さんのインタビューあり、BEP&Usherのハーフタイムショーがかっこ良かったり、あと六本木のバーで俺がぼったくられたりしてとても楽しかったです。

2011年1月19日水曜日

寒中見舞い

寒いよ、なんなの最近。
何度も言いますが僕は寒いのが嫌いです。何度でも言うよ、震えるこの気持ち離れていても心はずっとそばに居る君に届くまで何度でも言うよ寒いのが嫌い。

地球は温暖化してヤバいっていうのに何でこんなに寒いんだ、さっきもニュースで北国では雪が凄くて人が死んだとか雪が凄くて長ネギが死んだとか雪が凄くてミネソタバイキングスの本拠地ドーム屋根が死んだとか何も良いことないな。冬は死の季節だな、春夏秋死。春夏秋冬で思い出したんだけど日本には四季があって良いよねとかいう奴は何なの?清少納言なの?春春春春でいいだろ、そんなに四季が良いならクーラー使うなよ。そんなに四季が良いならクーラー使うなよ。去年の夏なんてすごく暑かったのに数か月でこれだよ。あの時の熱気は取って置けなかったのか。あとバブルの時の余剰金はどこ行ったんだよ。

さっき気づいたんだけど冷房と暖房の設定温度が同じだった、どっちも27度。冷房にしては高めだけど暖房にしては高め。我ながら300ケルビン温度というキリの良さが素敵。思うに27度こそが人類のハビタブルゾーン、ト・アリストンでありエウダイモニアでありト・アントローピノン・アガトンに違いないね。それもこれも地軸が傾いてるのがいけないんだけどどうにもならんからもう一年中27度のところを探してそのうち引っ越す。そう決意したんだけど地球の平均気温って15度なんだってね。さっむ。糞だな糞惑星だ。だから一年中27度の惑星を探してそのうち引っ越す。


参考文献
Jpopジェネレーター http://jpop.mbtl.net/
二コマコス倫理学 著 アリストテレス

2010年12月16日木曜日

Pleasentation




人生初プレゼンやりました。何かの説明経験ならあるけどスライドまで自分で作って発表するのは初。文系の人なんかはゼミで毎週やってたりするのかもしれないけどうちの研究室はとりあえず実験してればOKなのでその手の機会には恵まれない。毎週やってて「はい、来週は君ね。」とか言われてもうんざりするんだろうけど、「おらおらー実験しろー」とか言われてる中、いや、僕はプレゼン作んなきゃいけないんで。なんてシチュエーションだとちょっとやる気出るよね。3年生向けの研究室紹介プレゼンだったのであんまり難しいこと説明せんでええんではじめの一歩には最高の機会って感じだったし、研究員というよりはすっかりWeb管理人でデザイナーでライターみたいな扱いになってしまってるので白羽の矢を連弩で撃ち込まれた感じ。これは孔明の罠だ。

そんな感じでやる気スイッチが入ったんで結構頑張ってた気がする。ちょうど Amazon「日経リナックスを買った人におすすめの本はこれ、『プレゼンテーションZEN』」なんて言ってくるからつい買って読んだりした。すごくいいこと書いてあっておススメだけどプレゼンはどう作ればいいのかってことはあんまり書いてなかった。写真をiPhotoStockから買え、クレジットカードで買え。みたいなことが何回も書いてあったけどクレカ持ってないしお金かけたくないし、しょうがないからフリーフォント漁ってみたり、ウザがられながら研究室の写真撮ったり、フォトショで変なグラフィックを作ってみたりしてた。そしてだいたい没になった。
でもまあ本に影響されやすいのでパワポやキーノートのウジャウジャしたアニメーションを使うのは辞めといて一枚絵をきちんと見せる、これぞプレゼンテーションデザインの神髄、あと制限5分だから目指せ3分台、って方向で頑張ってみたけどあんまりデザインやお絵かきは得意じゃないし、これでよかったのかなー。よくわからん。

自己採点すると事前準備とシートデザインはまあセンス×を抱えてる上での頑張りを認めて初めてってことを考慮に入れておまけして55点って感じだけど当日のセッションは20点位でしょ。ひどかったなー。何言ってんだ俺。1枚スライド飛ばしたし。思った以上に緊張した。待機しつつほかの研究室のプレゼンを眺めてたら場に馴染めたと思うんだけど、はい次の人どうぞ→ガチャ、失礼します→それでは研究室紹介をお願いします→はい、私共の研究室では…な感じの企業人事面接みたいな風があらんでもなかったから緊張してしまった。やっぱり発表を重点的に練習しないとダメね。ES通って面接で落ちるパターン。

とはいえまあ面白かったかな。大勢の前でおはようございます、って言ったらボソッと返事が返ってくるのは最高。教師になりたいと思ったね。これからは前のほうに座ってるときはできる限り声出して返事してあげたい。1枚目のスライドは狙い通りのウケかただったしそれだけでも嬉しいよ。次の機会が楽しみだ、次の機会は………………卒論発表会か……。

2010年11月3日水曜日

顔は作られる

はげあたまのパラドックスって言う僕の好きなパラドックスがあるんだけど今はげって言ったのは誰だぶち殺すぞ。

日記って言うのはその日あったことを書くものだけどまあ一日二日前のことを書いても良いよね、というか三日前でも別に良いと思う、四日前でもいいよね。というわけで9月23日に行ってきたウフィツィ美術館展 於東郷清児美術館の感想を書いときたい。10月中には書こうと思ってたんだけどせめて会期が終わるまでに書かないと。

そんなに絶対行くって感じでもなくまあ機会があれば、程度の印象だったんだけど機会があったから行ってきた、学会に遊びに行った帰りにみんながまだ学会残ってたけど行ってきた。いまいちテンションがあがらなかった理由のひとつが特設ウェブページが微妙だったってのが大きい。ゲームみたいに皆がばんばんレビューするわけじゃないから公式ホームページは一番大事な情報源なんだけどなにしろどれくらい作品が来てるのか、誰の作品が来てるのか不明。絵画なんてディスプレイ表示と本物じゃ全然違うんだしネタバレになるわけでも無いんだからウェブでもっと作品紹介してくれよ、三流エロゲメーカーの作品CG紹介のほうが充実してるぞ。
まあ本来そんなところに金かけるべきじゃないんだけどね。広告につられちゃ駄目だ、真に良い展覧会を見極める目を養わんと。


ウフィツィ美術館が自画像収集しまくってたって知ってた?俺は知らなかった。ヴァザーリの回廊は聞いたことあるけど自画像飾ってたってのは知らなんだ。っていうかここまで歴史的で世界的なプロジェクトだったとはメディチ家ハンパねえ。この展覧会で78点、馬鹿な。特別展で78点って量としては普通かそれよりちょっと多いくらいなのに全部自画像でだぞ。もちろん自画像だから一画家一点。レンブラントが来てるから行こうかな、みたいな当初の動機は吹っ飛んだわ。しかも1525年~現代て。途中で作品が収まりきらなくなったりしてるし。ウフィツィから執念のようなものを感じる。

一人の画家のバックボーンをしっかり紹介するために全ての絵に説明書きが付いてたました、そんでもって自画像が歴史順に並んでいるおかげで美術史と画家の総ざらいになるよね…なんて単純に理解できると思ったか!ラファエル前派や未来派宣言あたりの美術用語は常識、ライデン緻密派、プリズモ、ゼセッション、ナザレ派、リュミニスム運動、マッキア派、ディヴィジョニズモ、デペイーズマン、ノヴェチェント、アルテポーヴェラ、トランスアヴァングルディアとかこれまで何度も美術館に行ってかすりもしなかった学者級の単語がボンボン出てきて死ぬかとおもったわ!こんなの下手するとググってもヒットしないんじゃないの。音声ガイドの恒松さんに感謝。
全部只の自画像ではあるんだけど時代や流派関係無しで集めてるから全体を大きく捉えられない、極めてレベルの高い展覧会でしたが面白かったのはやっぱり女性画家の自画像の移り変わり。キュっと口を閉じて頭よさそうにしてないと男性社会の画家の中ではやっていけないのよ!って感じから徐々に緩んでいって印象派あたりでステキに輝けワタシ(ハァト)みたいになってたのが印象に残りましたよ。展覧会MVPも女性画家ウィジェ=ルブランでしょう。定まらない視点に引き込まれる良い絵でした。


専門用語は良くわかんないといってもどの画家も自分の最も表現したい描き方で自分を表現してるから画家の思想が垣間見える。人間中心になったルネサンス、劇的な表現をするマニエリスムを経て20世紀のさまざまな表現百家へ、ルイージ・ルッソロの画面構成なんて天才の極みでしたよ。人間の顔なんて何万年も変わっていないようでも、人間の顔は世界と時代と思想が作っているのね。



ところで東郷清児美術館特有のだだっ広いホールに仕切り壁を作って絵をかける変幻自在ぶりは健在だった。ほんと行くたびに形が変わるな!

2010年10月6日水曜日

10月開催のお知らせ

まさか1日に2回も日記書くとは!直前2回書くのに2ヶ月かかってるのに。

ノーベル化学賞に根岸・鈴木氏 有機合成で画期的手法
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819595E2E4E2E3878DE2E4E3E2E0E2E3E29F9FEAE2E2E2

今年は10月が来ましたね。10月はここ2年中止されてましたから、これで私も5歳になれました。

ちょうど2年前のノーベル賞の時もSNSで日記書いたしせっかくだから日記にしようと思ったけど専門外のことだし良くわかんないや、そのうち池上さんが解説してくれるでしょ。というかカップリングってのは200年位前にケクレが夢を見たついでに出来たような物じゃなかったのね。って2年前もそんなこと言ってるけど。

有機化学の研究室の友人なんかはテンション上がりそうで羨ましいな、うちの研究分野はノーベル賞とか縁遠そう。他にも沢山賞はあるんだからどんどん取り上げて科学界を盛り上げて行って欲しいね。とりあえずコルツが負けて一日中低かったテンションが少しあがりました。

追記:1日に2回書くと投稿がくっつくのか!良いインターフェイスだ、ぜんぜん知らんかった。

生きているのがつらい

なんか何すればいいかわかんない、ただパソコンの前に座ってる。なんかするはずだったんだけど思い出せない。
コルツが負けたからね、ジャガーズに。ちょっとまってなんで負けるのジャガースに。Week1でテキサンズに負けてるのにジャガーズに負けちゃだめでしょ。同地区だよ。同地区になんで負けるのよ。なんでよ。なんでジャイアンツとブロンコスに勝ってるのに同地区対決で負けるのよ。これタイタンズにも負ける流れだよね。プレーオフ出れなかったら俺死ぬんじゃないの。
疲れて帰ってきてサンデーナイトNFLで「さーって今週のコルツさんは?ボブさん、また今季絶望・エルドリッジのポロリもあるよ・タンパ2ランが止まんないの3本です、来週もまた見てくださいね」なんてことをやられてみろ。マジで途中寒気がしたぞ。マジで。布団から首だけ出して斜めにテレビ見てたぞ。おっきいテレビでよかったなー。

まあ負けるときは大体こんな感じで負けてるよね、って負けかただしちょっとは慣れて…こないけど、Week4で全勝チーム無しってすっごい波乱展開だからまだまだ勝負はわかんないよ。まあ次のチーフスに負けるなんてことは断じてあってはならないことだけどね。