2010年3月22日月曜日

君が見える

※ネタバレ含む

アバター見てきました。映画はたいして見ないんだけど話題になると気になるんだよね、ミーハーですから。別に金曜ロードショーまで待てるんだけど3Dだと家で見れないし。
久しぶりに映画館行ったからスクリーンってこんなに大きかったっけ?って感じだった、昨今は前の人の頭とか隣の人とか気にならないようになってるのね。

内容はアメリカ人が他所の先住民をぶっ殺す話だった。おまえらの言い分なんか知らねえから立ち退けよみたいなアメリカンっぷりが素敵。自分がやってきたこと良く分かってるけどマジこれがアカデミー賞取ってたらアメリカ人最低だぞ何考えてんだ。だからクソッ!なんて奴らだ!って思いながら見なきゃ絶対いけないんだけど、大佐のそうだヒャッハー!野蛮人やっちまえー!!なテンションがわりと好みだったので自分がどっちサイドから見てるのか何か意味分からん感覚に陥ってしまった。要するに話としては王道っていうか普通。まあその辺は見た人も多いと思うし色々ネットに書いてあるから別に良いか。

何を期待したかって3D、とは言えメガネをかける奴なんて遊園地とかソニーの株主総会とか任天堂の黒歴史で体験してたから別に珍しくもなかったんだけど、どっかで読んだ「3Dにする意味のあった始めての作品」って言うのに魅かれました。3Dって言うと…ベロベロバー!!どう?びっくりした?みたいな。ああそうですかお前それがやりたかっただけだろ的作品ばかりな印象を持ってたので3Dの意味があるって言われるとどう意味があるのかすごく気になってた。
見てみたけど結構納得。ワザとらしくミサイルが画面に向かって飛んできたりしなかった。主人公が崖から落っこちてく時はあーこれハイ落っこちてきますよー!が来るな。と思ったけど来なかった。この映画3Dなんですよ!この映画3Dなんですよ!って感じじゃなくて、いやいや3Dに決まってるじゃないの。まああくまで映画撮影手法の一つですけどね。って感じ。大自然や機械が映るときには奥行きがあると雄大で綺麗でカッコいい!って感じだし人の顔の起伏がくっきりしてCG的のっぺり感、まあ僕とかCGなのか実写なのかなんてずいぶん前に見分けが付かなくなってるんだけど、を感じなかったからやっぱり3Dにした意味が感じられた。

と言うわけで意外と来るかも3D。まだまだ発展の余地とか感じるし。ぜってーメガネかけて3Dテレビなんて家庭に普及する訳ねーよ、どんな家族団欒だと思ってたけど全く需要を作れないってことも無さそう。2Dを無声映画みたいに淘汰するものじゃなくて2Dと3Dは共存して行く形で市場が広がりそう。まあ擬似3Dみたいなもんだしそれは当然か。逆にこれからの子供なんかにはおまえん家まだ3Dじゃないのかよー、とか言い始めるようになっちゃってもおかしくないこともない。その為にも映画館は度付きの3Dメガネを貸し出すべき、って当たり前でしょ!鼻の頭痛かったよ!!