■ストリンガー会長批判が噴出…ソニー株主総会
(読売新聞 - 06月19日 18:09)
http://www.yomiuri.co.jp/net/news/20090622-OYT8T00382.htm
機会あって、金曜日にソニーの株主総会&新商品展示説明会に行ってきました。超近くで張見れた。学校は就活って言って休んだけどあながち嘘でもないから良いか。
ストリンガー会長に批判噴出…はしてましたけど。どっちかって言うと産経のニュース
>株主からは「ソニーらしいワクワクする製品がない」「技術のソニーを復活させてほしい」との質問が相次ぎ、ストリンガー会長が社長を兼務する理由を問う声などもあった。
こっちの方が印象が強かった、「ワクワクする製品がない」の下りは拍手起きてましたから。まあ赤字も赤字、確か全部門赤字だったからそりゃ批判くらい起きますよ。でもちょっと思ってたのと違うんですよね、要するに「お前マジクソだな、さっさとくたばれよ」って感じじゃなくて「何やってんだよ、俺たちのソニー頑張ってくれよ」って感じ。私の中で株主総会と言えば殺伐とした中でカリフォルニア州職員退職年金基金みたいな連中が「俺様の資産減らしやがってクソどもめ、さっさと椅子を降りろ、今すぐ降りろ」みたいなのでいっぱいだと思ってたからちょっと拍子抜けたとでも言おうか。GK乙。
ところで時々ソニーって変なことするよね、ぱっと思いついたのでQUALIA、AIBO、Rollyとか。あと積極的に規格戦争しかけたり。不思議だったんだけどこういう”ソニーらしい製品を!”の声を反映した物だったんだなぁと妙に納得した。
と同時にジェネレーションギャップを感じた。私は家電も好きなガジェットマニアだけど記憶に無いもん電化製品にワクワクしたことなんて。それは別にソニーに限った話じゃなくて、むしろソニーはまあ良いもの作ってるからこれからもガンバッテ、程度に思ってたのに昔はどんだけ凄かったんだよ。何しろ私が物心付いたときには既に映像を流す装置ももそれを録画する装置も音楽を流す装置も既にあって少しずつ形を変えて今に至る程度の変化で。それがWalkmanだろうがiPodだろうが幼稚園のときにディズニーランドに行った時のようなワクワクって言うほどの期待と高揚はそんなに感じなかった。便利だなーとは思ったけど。
AVやPCがワクワクする時代って言うのは終わってるのかもしれない、多分僅かにモバイルとインターネットが最後のワクワクフロンティアとして残ってるけれどiPhoneとクラウドの次に世界中のみんながワクワクさんになれるのは一体いつになるんだろう。iPhoneとクラウドだって使ってる人殆ど居ないでしょ?コンピューターでワクワクを感じたかったら自分のスキルを上げるしかないのかも、APIの1つに感動できるくらいに。
蛇足だけどどっちかって言うと新商品の方が面白かった、ていうかめっちゃ面白かった。ワクワク。ソニーの技術員はさすがだよ、高学歴なだけあるわ。色素増感太陽電池の説明をしっかりしてくれました流石酸化チタン最強だな、DEPAPEPEが来て弾いてくれたけど大学生と言えばライブの初ライブが株主総会なんてな!PSPgoはかなりいい感じでした。